ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション

公式情報
L'ATELIER de Joel Robuchon らとりえ どぅ じょえる ろぶしょん

予算
~30000円
~10000円
最寄駅
東京メトロ日比谷線 / 六本木駅 徒歩3分(180m)
ジャンル
フランス料理
定休日
不定休
03-5772-7500

【もうひとつの家は極上の気軽さで】 初訪 29.9 六本木ヒルズのロブションへ。 六本木とロブション。キーワードからは、傍らに極上の女性が導かれるが、過日はデートの下見である。ひとりで訪問。 ◆内観 ヒルサイドの2Fに構える当店。入り口を同じくして、パティスリー&ブーランジェリーの、ラ ブティック ドゥ ジョエルロブションがあります。 案内されると、そこは黒と赤の世界。漆黒の闇夜、万物を呑み込む黒渦。燃え盛る炎か命の根源の太陽,はたまた情熱と情念の紅い唇。妄想を含んだ解釈は飛躍をみせますが、艶美さを湛えた世界観であることは確信できます。 極上の女性と最上の夜。ロブションが開く夜の扉。 ロングカウンターとオープンキッチンが、調理のライブ感を感じられる。見ていて楽しい、というヤツです。最近、オープンキッチンのカウンター増えましたね。 ◆料理 14,190円(税/サ込) 飲食サイトを通じて予約。 前菜,スープ,主菜,デセールに、シャンパン込みの泡赤白3杯付いた、プリフィクスコース。Menu Bとの提携だとおもわれる。 1.アミューズ 豚肉のリエット 2.前菜 北海道産仔牛のトンナート冷製仕立て ロメインレタスとトウモロコシのサラダを添えて 3.スープ フォアグラのラヴィオリを浮かべた ハーブ入りブイヨンスープ 4.主菜 松坂豚フィレ肉のロースト セップ茸の衣と共にグラチネして 5.デセール メロン ラベンダー香るクリームとビスキュイミルリトン ポルトのソースと共に 6.ミニャルディーズ 上記に加え、チーズ3種と、ガス入りの水サンジェロン2,100円、シャトーマルテ メルローの赤を頼み20,000円程。 ◆料理仔細 ・豚肉のリエット これは定番。アミューズの楽しさよりは、口火を切る付き出しの感。 ・北海道産仔牛のトンナート冷製仕立て ヴィッテロトンナート。イタリアはピエモンテ州の夏の郷土料理。仔牛のもも肉をサッと炙り、ツナソースをかけた一品。ツナ,アンチョビ,マヨネーズなどでつくったソースは、酸味が効いたまろやかな口当たりで、赤身肉との相性がよい。 クルトン,ケッパーは味覚のアクセントだが、ソースの上から放射状の均等に並べられ、時計盤を表現している。 時計にマストの針がないのは、時間を忘れて楽しんでほしいから。もう、楽しい。イタリアの郷土料理を野心的に提供する姿勢と、一皿の芸術を生みだす創意性に敬服。 ・フォアグラのラヴィオリを浮かべた ハーブ入りブイヨンスープ 鶏で出汁をとったブイヨンは、琥珀色に透き通った清澄度の高いスープに。玄妙な、そこはかとないスープの味わいは、日本人が好むところ。日本人の筆者は大変に好きであります。ハーブ香とフォアグラ入りのラヴィオリがスープのアクセント。ラヴィオリ入りのスープははっと汁に似ている、なんて近似性と親和性を、些少な知識から無理に見い出す。 ・松坂豚フィレ肉のロースト 豚のフィレ肉は、ローストされ弾力のある食感に。咀嚼に抗う適度な弾力ある肉質から、ジュっと溢れる赤身の旨味。フィレ肉に載るのは、香り高いポルチーニ茸。セップ,ポルチーニ茸の由来は、フランスで子豚たちの意味。食材の共演を構成する、着想の豊かさを感じる。グラチネされると香ばしい香りが拡がりますね。 ・メロン ラベンダー香るクリームとビスキュイミルリトン 目から楽しい。ホワイトチョコのアーチが見事。アミューズ性高いなあ。 夏の果実の至宝、メロンは香り高く口当たりは清涼。そろそろ季節の移ろいで、オータムシフトするようなので、夏の最期に駆け込めた。 ・チーズ3種 追加でオーダー。ミモレット,カマンベール,ラクレット。それぞれ、濃厚。器量の小さい悲哀の胃袋にはハードインパクトだった。 ・ミニャルディーズ 何種類かを大きい器にまとめて披露し、2種類を選ぶ。 ・ワイン ロブションの刻印入りが数種供される。さすがロブション。グラスが豊富でマリアージュに嬉しい。 ◆接客 丁寧できめ細やかな応対に、エスプリ効かせたユーモアを載せて。ソムリエやウエイターのクリエイティブ性を感じる。 ◆シーン ロブションのもうひとつの家、ラトリエ。ディフュージョン,セカンドラインが魅せる世界観は、ガストロノミーとはテイスト異なる独自色。 1人で行っても2人でも、惚れてしまうは自明の理り。ロブションすげえ。 ただ、艶めいた男女だけでなく、幼な子でも夜のロブションを味わえるようなので、社会の上澄みたちの社交場にも適合。ラグジュアリーなカジュアルラインでしょうか。 極上の気軽さ 六本木ヒルズ ラトリエ ドゥ ジョエルロブション である。 黒と紅の世界 六本木ヒルズ 上澄みたちの社交場 気軽にロブションを味わう フレンチ ミシ

Ryoichi Satoさんの行ったお店

ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションの店舗情報

店舗基本情報

予約・問い合わせ 03-5772-7500
ジャンル
  • フランス料理
営業時間
定休日
予算
ランチ
~10000円
ディナー
~30000円
クレジットカード
  • VISA
  • Mastercard
  • Diners
  • JCB

住所

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                東京メトロ日比谷線 / 六本木駅 徒歩3分(180m)
東京メトロ南北線 / 麻布十番駅 徒歩10分(730m)
東京メトロ千代田線 / 乃木坂駅 徒歩10分(750m)                        

                        
駐車場 あり 近隣P(割引)あり

座席

席数

60席

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室
貸切 不可

サービス・設備などの情報

お店のホームページ http://www.robuchon.jp/
コース 8000円以上コースあり
料理の特徴・こだわり 野菜料理にこだわり、肉料理にこだわり、魚料理にこだわり
予約 予約可
雰囲気 開放感がある、静かな店内、落ち着いた雰囲気、隠れ家
お子様連れ入店
ペット 不可
Wi-Fi利用 なし

03-5772-7500