【ガチで検証】コピーライターが名前を考えたメニューは人気になるの?→こうなった。

2016/11/25 Retty編集部

みなさん、こんにちは。Retty編集部の坂口です。

先日、こんな話を知りました。アメリカにある、博多料理専門店でのエピソードです。

ある料理を出した時のことです。気持ち悪いと酷評されたんですが、それは、『Cod roe(タラの卵)』。......博多名物の明太子です。メニュー名を『HAKATA Spicy caviar(博多スパイシーキャビア)』に変えました(笑)。その途端に、飛ぶように売れるようになったのです!

(引用:http://www.alc.co.jp/gogakuup/blog/2013/08/HimiOkajima-01.html

メニュー名の付け方って、大事なんですね。でも、実際そんなに上手くいくのでしょうか?

そこでこんな説を思いつきました。

「コピーライターがメニュー名を考えたら、人気になるのでは?」

コピーライターは、頭に引っかかる言葉を作るお仕事です。

そんなコピーライターにメニュー名を考えてもらったら、人気になりそうじゃないですか?

そこで、現役のコピーライターの方に、本当にお店のメニューを改名して頂き、人気が出るようになるか検証してみました。

今回ご協力いただくお店「食堂とだか」さん

というわけで、今回は五反田のお店「食堂とだか」さんにご協力頂くこととなりました。

店主の戸高雄平さんです。

食堂とだかさんは、カウンター8席ほどのお店ですが、多彩な絶品メニューがウリです。特に写真にある「ウニ・オン・ザ・煮卵」と「牛ご飯」は大人気です。

挑戦するコピーライター「長谷川哲士」さん

そして、今回コピーを考えて頂くのは、コピーライターの長谷川哲士さんです。

ネット上でも話題になった「元カレが、サンタクロース。」(なんぼや)や「コピースロット」など、見た人が気になるコピーを作る、株式会社コピーライターの代表取締役です。

今回改名するメニューは……?

“坂口"

本日はお二人とも、よろしくお願いします!

“戸高"

よろしくお願いします。

“長谷川"

よろしくお願いします。

“坂口"

では戸高さん、今回改名したいメニューをお願いします!

“戸高"

はい、今回改名して頂きたいメニューはコチラです。

“坂口"

このメニューは?

“戸高"

「甘納豆のマスカルポーネ和え」です。

“坂口"

珍しいメニューですねー!今って、どれくらいの頻度で注文されてるんですか?

“戸高"

1日1回くらいですねー。他のメニューと比べると少ないです。

“坂口"

ちなみにおすすめポイントは?

“戸高"

甘納豆と、ティラミスなどにも使うマスカルポーネチーズの組み合わせですね。意外とこれが合うんですよ。ぜひ食べてみてください。

“坂口"

なるほど。では、長谷川さんに食べていただきましょう。

“長谷川"

では、いただきまーす!

“長谷川"

おー、美味しいですねー!僕、お菓子とか甘いもの好きなんで、こういう甘いメニューは好きなんですよ。

“戸高"

ありがとうございます!料理人って、つい料理のことを正確に伝えようとするので、説明っぽいメニュー名になっちゃうんですよね……。ぜひ名前を変えて、人気のメニューにしてほしいです!

質問をしながらメニュー名を練り上げていく……!

食べたらすぐに、戸高さんに質問を投げかけつつ、メニュー名を考えていきます。

“長谷川"

このお店が入っているビルって何ていう名前なんですか?

“戸高"

通称「五反田ヒルズ」って呼ばれてますねー。

“長谷川"

五反田ヒルズ!面白い名前ですね。

“長谷川"

そういえば器に「とだか」って書いてありますけど、これは意図的にやってるんですか?

“戸高"

そうね、SNSに写真がシェアされた時に、お店の名前が入るから、アピールになるかなーと思って。

“長谷川"

おー、なるほど。いいですねー!

一見、メニュー名と関係ないようなやり取りですが、どのように関係してくるのでしょうか……?

どういうメニュー名になったの?

“長谷川"

できました!

“坂口"

は、はやい……まだ15分くらいしか経ってない……。

“長谷川"

今回はわりとすんなりできました。

“坂口"

では、さっそく発表していただきましょう。お願いします!

“長谷川"

まず、とっても美味しかったです!

“戸高"

ありがとうございます。

“長谷川"

で、メニュー名を考えてみました。今のメニュー名「甘納豆のマスカルポーネ和え」なのですが、「マスカルポーネ」いう言葉が入ると、デザートなのかお通しなのか、分かりづらくなるのかなぁ、と思ったんですね。

“戸高"

あー、確かにそうですね。

“長谷川"

なので、「このメニューなんですか?」と聞きたくなるメニュー名にして、その時に戸高さんがどう食べるべきか説明できるようにすると良いのでは、と考えました。たとえば、こんな名前はどうでしょう。

“長谷川"

「甘納豆チーズマウンテン」です。甘納豆は料理のポイントなので入れつつ、チーズの中身は説明を求められたらすれば良いと思うので、料理名から「マスカルポーネ」を省きました。

“戸高"

あはは、いいですね!!

“長谷川"

そして2つ目はこれですね。

“長谷川"

「五反田ヒルズ」です。このお店が入っているビルの名前を付けたメニューは、おそらくまだ他のお店がやってないので、先にやって、このビルの代表料理にしてしまおうという案ですね。

“戸高"

確かに、どこもやってないかも。

この後、いろんなボツ案を見せたところでオススメ案に。

“長谷川"

けっきょく最後の案が一番オススメなんですが、これです。

“長谷川"

「#甘納豆チーズタワー」です。お皿に店名を入れるなど、SNSとの親和性を考えてらっしゃるのと、引っかかりを作るために、ハッシュタグにしてみました。あと「タワー」とすると、見た目も表現できる上に、「マウンテン」より文字数が短くなるので、良いかなーと思っています。

“戸高"

あ、それ良いかも。これ、実際にタワーの高さに合わせてるんだよね。

“坂口"

お、というと?

“戸高"

アルバイトの人とかに「このエッフェル塔の置物と同じ高さに盛り付けてね」って教えてるんだよね。

“坂口"

おお、そんな逸話が……!

“長谷川"

その逸話と一緒に話せるから、やっぱり「#甘納豆チーズタワー」が良さそうですね。

“戸高"

うん、そうしよう!

というわけで、「#甘納豆チーズタワー」に決定しました!

メニューの表示も変更しました!

1週間後……果たして結果は!?

1週間が経った後、戸高さんに聞いてみました。

“坂口"

その後、売上はどうですか?

“戸高"

評判良くて、今まで1日1回注文されるくらいだったのが、なんと4回は注文されるようになったよ!!

“坂口"

え、すごい。

いかがでしたか?メニュー名を変えるだけで、こんなにも効果があるんですね……!

もし「うちのお店のメニュー名も考えて欲しい!」という方や、逆に「メニュー名を考えてみたい!」というコピーライターの方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のフォームからご応募ください。

▼応募フォーム
「メニュー改名企画(仮)」応募フォーム

ご応募お待ちしています!

【お店情報】
店名:食堂 とだか
営業時間:18:00〜24:00
定休日:日曜日
住所:東京都品川区西五反田1-9-3リバーライトビル地下1階
電話番号:03-6420-3734

食堂とだか 東京(五反田)  日本料理,割烹・小料理屋,季節料理  

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