更新日:2024年02月02日
メニューはうな重のみ!絶品うなぎに舌鼓
そろそろ神保町撤収の準備を始めるにあたり、まずは老舗中の老舗となるこちらに訪問です‼︎明治30年に牛鍋屋として開業、その後割烹の業態を経て今の鰻専門店になったそうです。建物は昭和8年のもの、千代田区景観まちづくり重要物件にも登録されています。 営業時間は昼のみで うな重 3500円 一択、鰻がなくなると早仕舞いすることもあるようです。ということで、時間通りに出られる日を選んでランチで伺いました。オーダーはもちろんうな重です。蒸しあげて軽くタレをつけて炙った鰻がスタンバイしており、オーダーを受けてから最後の火入れをするのですね。トレイではなく、鰻重、肝吸い、タクアンが並べられました。手間がかかるのはわかっていますが、トレイでチャチャっと運ばれてくるよりもずっと趣があります。これも店の流儀が貫かれていますね。 鰻重の蒲焼はカリカリな外側で中はフルフル、これは絶妙な仕上がりです。
安くておいしくてボリュームもあるランチが好評の鰻屋
お重の蓋を開けると、ご飯の上にみっちりとのったかば焼きが神々しい香りとビジュアルを放っています(^ ^) 程よく焦げ目がついてパリッとした皮、箸で切ると中はふっくらした身、それほど身厚な鰻ではないですが濃厚な味わいと締まった舌触りの上質な鰻に、キリッとしたタレがよくあっています。江戸前なテイストなのかしら? そして肝吸いには立派な肝が入っていますが臭みもなく、出汁を邪魔しない肝吸いで少し嬉しくなりました。香の物はきゅうりと千切り大根の浅漬け、山芋の糠漬けで、時おりご飯に合わせていただけば口の中がさっぱりとリセットされて、次の鰻がまた美味しくなるという美味しさの連鎖となってあっという間にうな重は終わってしまいました。 遅い時間にも関わらずコンスタントにお客さんがいらっしゃり、常連さんも多いみたいです。7割くらいの方が上うな重をオーダーしているので、これは一番人気メニューなのでしょう。でも次回のランチは上うな玉丼にもトライしたいな‼︎
うむむ、これは大きな鰻ですね。ご飯にはタレがかかっていないので、添えられているタレを自分で加えていきます。鰻そのものはあまり風味が感じられず、ふわふわに仕上がっていますが香ばしさに乏しいと感じました。言ってみれば、鰻は大きいけれど水っぽい? お椀も肝吸ではなくお吸い物ですが、値段から考えれば、これはこれで成り立つと思いました。また、別皿で供される山葵とネギですが、タレの蒲焼で山葵というのも合いますね。これは発見でした。ただ、ネギはどう使うのか最後まで分からず、上に乗せていただいたりしましたが、今ひとつピンと来ませんでしたσ(^_^;) どなたかネギの使い方を教えてください。 この大きさとお値段でうな重を楽しめるのであれば、コスパは大変良いと思います。ただ、私的には大きければ良いというものではない、鰻の奥深さを思い知らされたランチとなりました。
職場の面々と。 美味しいけど、ちょっと違うのだ。 表現できない。
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