Rettyレビューにより、ボルツが3店舗だけ現存していることを知りました。 しかも、都内では、この神田店だけだと言います。 店舗があるのは神田錦町界隈。 昼間は、未だに行列ができるほどの人気。 ところが、私が訪問した夕刻、都心でありながら不思議なほど人通りが途絶えていました。 その幸運から、店主に色々なお話をうかがいする機会を得ました。 「ボルツ」の創業は、昭和48(1973)年のこと。 そして1号店は、昭和49(1974)年渋谷への出店でした。 まだ、カレー粉や小麦粉を使ったカレーライスが主流だった時代です。 そこへ、南インドのバンガロールから香辛料を直輸入し、サラサラなカレーを登場させます。 ボルツの案内には「辛さの元祖はボルツです」と書かれています。 ボルツは、「辛さ○倍」という表記と、激辛チャレンジの元祖なのです。 「ボルツ」を展開する「日本レストランシステム株式会社」現会長のアイデアだそうです。 「ボルツ」は、「日本レストランシステム」が最初に手掛けた、チェーン店でした。 現在では「洋麺屋五右衛門」、「星乃珈琲店」や「天馬」などを展開されています。 神田店の店主は、昭和50(1975)年、この会社に入社されました。 当時は、現役員の方々が、皆調理場に立たれていたと言います。 昭和60(1985)年頃が、「ボルツ」展開のピークでした。 当時44~5店舗、北は青森から南は沖縄まで展開されていたそうです。 店主が此方の神田店をオープンさせたのは、昭和55(1980)年。 「激辛ブーム」を牽引してきました。 残る3店舗を続けて行こうと、会長が決断されたのだそうです。 仕入れのために会社に連絡すると、社員でも「ボルツ」を知らない方がいるそうです。 さて、オーダーです。 「ボルツ」のカレーは、30倍まであります。 店主は、先日4倍を食べ、あまりの辛さに、そのチョイスを後悔されたと仰います。 私は、2倍の更に下、「ホット」をお願いすることにしました。 「スペシャルディナーセット」1,600円。 好きなカレー2種、ライス、サラダ、ヨーグルト、そしてドリンクが付きます。 カレーは、「ベーコンと玉子」、そして「ビーフと野菜」をオーダーです。 どちらも、具がぎっしり詰まっています。 カレーは、懐かしいほどにオーソドックス。 深みのある味わい、心地よいスパイス感です。 脇には、これまた有名な4種の薬味。 「大根の甘酢」、「玉葱ヨーグルト」、「福神漬け」、そして「グリーンチリピクルス」。 これがまた、どれもカレーに合います。 辛さが足りなければ「グリーンチリピクルス」を加え、他の薬味で味わいを調整します。 店主によれば、昔は6種類あったとのこと。 店主は、67歳になられるそうです。 少しでも長く続けていただきたいものです。 元祖を訪ねる 神田界隈のカレー
南 たすくさんの行ったお店
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YOU
東銀座駅 / 喫茶店
- ~2000円
- ~2000円
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うどん 丸香
神保町駅 / 讃岐うどん
- ~1000円
- ~1000円
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アカシア 新宿本店
新宿西口駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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カリーライス専門店エチオピア 本店
神保町駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~2000円
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田中そば店 秋葉原店
末広町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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自家製麺 伊藤
赤羽駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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共栄堂
神保町駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
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ガヴィアル
神保町駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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丸五
秋葉原駅 / とんかつ
- ~3000円
- ~3000円
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味坊
神田駅 / 中華料理
- ~1000円
- ~4000円
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ムルギー
渋谷駅 / カレー
- ~2000円
- 営業時間外
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中華そば 青葉 中野本店
中野駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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さぼうる2
神保町駅 / 喫茶店
- ~1000円
- ~1000円
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一滴八銭屋 新宿本店
新宿駅 / うどん
- ~1000円
- ~4000円
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九十九ラーメン 恵比寿本店
恵比寿駅 / ラーメン
- ~2000円
- ~2000円
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センターグリル
桜木町駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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麺巧 潮
小川町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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つじ田 神田御茶ノ水店
小川町駅 / つけ麺
- ~1000円
- ~1000円