今年(2024年)5月、清澄白河の清澄公園近くにオープンしたLol.(ロルドット)。フレンチやイタリアンが主体だが、形に問わられないノンジャンルなワインビストロ、という感じ。気になりすぎて、10月に初訪問。 お店は落ち着いた空間ながら、外のガラス板が大きく、開放感もある。手前に4席のテーブルが2つ、カウンターはハイスツールで8席ほど。ちょっと奥まった場所に6席ほどのテーブルもある。意外と広いんだ、という印象。 メニューはコース無しでアラカルトのみ。じっくり見てみようとまずはビールを注文してメニューと対峙。そんなビールなオリジナルの「LOL BEER(ロルビール)」。フルーティだが後味に苦みがあって飲みやすいベルジャンエール。最初の一杯としては最高だね。 ということでメニューに戻る。前菜は冷菜、温菜含めて8品ほど。メインが3品、シメが2品。更に黒板には本日のおすすめとしておばんざいが5品、それ以外が5品と迷わせるラインナップ。おばんざいはすべて500円、前菜などは1,500円。メインも3,000円前後とかなりリーズナブルな価格設定。魅力的なメニューが並んでてかなり迷ってしまう。 まずはおばんざいをすべて盛り合わせにしてもらうところからスタート。と、出てきたのはアミューズ代わりのスープ。カタクチイワシと利尻昆布、オリーブオイルを使ったあっさりな温スープ。そして、出てきたおばんざい5品は「ズッキーニの焼き浸し」「生ハムとライムのジャーキー」「4種のきのこのマリネ」「ザーサイの浅漬」「新生姜とミョウガのガリ」。どれも個性があっていい。ガリはいい意味で完全にガリだったし、ザーサイは中華だ。生ハムのジャーキーはライムがよく効いていて、ずっと食べていられる一品。こういうおばんざいがあると、ワインバー的な使い方ができていいよね。 ワインはグラス(1,300円〜)もあるが、この日はボトルで。スパークリングは8,000円〜シャンパーニュまで幅広い。クレマン、プロセッコ、日本の泡などがあったが、選んだのはソーヴィニヨンブランのナチュール。爽やかな味わいだが、後味にクセがあって面白い泡だった。 ここから前菜を中心に次々オーダー。アラカルトで前菜メニューが豊富だと、ついついそればっかりになってしまうよね。 ・ダチョウとハーブのタルタル ・シマアジのカルパッチョ ・ロルのカニミソコロッケ なぜかこのタイミングで厨房でクロワッサンが焼き上がるのが見える。特にメニューには記載されていないが、お願いしたら食べられるらしい。カウンターに座っていると優先的にオーダーできるのでおすすめかもしれない。そんな誘惑に負けて、1つオーダー。焼き立てということもあるが、甘さと塩味、バターの芳醇さが相まってめちゃくちゃ美味い。 まだまだ前菜のオーダーは続く ・茸のバーニャカウダ トリュフ風味 ・ノーザンルビーのポムフリット ・イノシシのラザニア そろそろシメに行きたいと思って「シェフのシメパスタはなんですか?」と聞いてみたところ「お好みでオーダーできます」とのことで、これまた迷ってしまうことに。ちょうど2本めのワインをシチリアのシラーにしたということもあり、「イノシシのラグーはどうでしょう」という素晴らしいレコメンドに乗っかることに。加えて、「ほろほろ鳥のチーズリゾット」を。 そういえば忘れたたけど、鴨肉のパテドカンパーニュと、途中で焼き上がったブリオッシュも食べたんだった。どれ食べても外れがないし、価格もリーズナブルで挑戦しやすい。なんか、すっごい良いお店ができた気がする。大満足でした。 #清澄白河 #ワインビストロ
口コミ(3)
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おばんざいは500円、小皿は1500円、メインは2000円以上。このクオリティでこの価格帯はかなりお値打ちです。一方ワインはグラスで1300円からなのでちょっと高めです。でも食べたいだけ食べ、飲み、2人で2万円ちょっと。友達と来てもいいし、デートにもオススメ。ここはまた再訪したい!です。
ゲリラ的にでるブリオッシュがおいしかった!お酒もよかった!!! 全然写真とってなくてごめんなさい。 ご飯はお値段並みという感じでしたが、雰囲気よかった! パスタは和食器でとりわけじゃなくて、お皿が良かった!(うるさい)