喫茶店「RON」は、長い歴史を経て、日本橋人形町に佇んでいます。 「RON」のマスターは、江戸天明期(1780年)頃からこの地で商売を営んできた矢島家の12代目。 当時は馬具商で、後に両替商、明治になってからは唐物商(洋品店)として営業していたそうです。 そして、昭和40(1965)年、先代(11代目)が喫茶店を始めます。 当初は、「コーヒーとサンドイッチの店」でした。 現マスターがこれを引き継ぎます。 平成に入った直後、1990年代初頭、バブル崩壊が発生します。 これまでの営業形態では生き残ることができない。 そこで、自慢のコーヒーに加えて、生姜焼き、スパゲッティー、カレー等のメニューを増やし、店を支えてきました。 「RON」の店名は、11代目の愛犬の名前から採ったそうです。 店舗正面の大きな看板には、蝶ネクタイを締めた犬の絵。 昭和の趣きを持つ店内。 いたるところに「RON」の文字が装飾されています。 次の二つをオーダーです。 ■先代がオープンされた当時からの人気メニュー 「珈琲」400円。 此方のコーヒーは、「ブルマンブレンド」。 外の看板にも「ブルーマウンテン珈琲の店」と、大きく掲示されています。 また、メニューには、次の通り書き添えられています。 「ロンの珈琲は英国皇室御愛用のブルーマウンテンを使用したブレンド珈琲です。 味と香りをお試し下さいませ。」 更に、店内の壁には、ブルーマウンテンの効能が書かれた新聞記事が貼られています。 確かに、良い香りと、味わいでした。 ■二代目が創り出した人気メニュー 「ナポリタン」650円。 具は、マッシュルーム、ハム、ピーマン、玉ねぎ。 太めのスパゲッティーは、確り乳化しています。 脇には、千切りキャベツにフレンチドレッシングがかかったもの。 チョコンとパセリも添えられています。 ねっとりと絡みつく良い味わいです。 品質を落とさないよう、こだわりを持ち続けているそうです。 マスターの信念に、感じ入るところです。 ひとつの土地で、信頼を得て、代々商売を続けていくということについて、考えさせられます。 変遷の歴史を持つ店舗 ←No.3
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YOU
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