更新日:2021年12月02日
煮干しの香りがよく、うっすら脂が漂うスープに細麺のラーメンが旨いお店
でなくてもワクワクする、 平和台駅の目の前に、赤いラーメンの登り旗、11:30先客1名、 暖簾を潜ると、丁寧に営んできたことが伝わってくるこざっぱりした店内、 シンプルな品書き、寡黙で職人風のオヤジさんとおかあさん、駅も店もすべてが昭和だ、 ワンタン麺(900)を注文、 程なくして、おかあさんが銀のお盆で運んできた、その麺丼は、青い龍があしらわれている、 麺は、並で2玉、いい麺顔だ、 実家が昔、町の食堂を営んでいて、ラーメン丼は普通の模様だったが、何故か、かき氷の器は水玉模様のレトロなものだった、 流行りのラーメンの、汁は淵から7分目、丼もスッキリしたもの、それも時代の流れだが、 しかし、こういう模様の麺丼、なみなみ注がれたスープは、出てきた瞬間、気持ちが高揚する、 さて、レンゲで汁を一口、 煮干しは、他の永福系に比べ優しく感じる、しかし仄かな煮干しも心地よい、 小ぶりだが、確り固めのチャーシュー、三角海苔、ナルト、 あまり個性は、前面に出ないが、食べ進めるうちに、この優しい煮干しスープが、大量の麺を伴奏者のように心地よく寄り添い、真の美味しさを