和紙の里•小川町。 この地に、 <忠七めし> と呼ばれる逸品があることを、 御存知でしょうか? 創業260余年の割烹旅館<二葉>にて、 この逸品と出会うことができます。 <忠七めし>とは、日本五大名飯のひとつ。 140年程前、山岡鉄舟の強い求めに応じて、 <二葉>の8代目の主が創始したものです。 この料理に感激した鉄舟が、主の名を取り、 忠七めしと名付けたとのことです。 ほかの4つは、 深川めし(東京)、さよりめし(岐阜) かやくめし(大阪)、うずめめし(島根) 忠七めしは、海苔ごはんにダシ汁をかけ、 お茶漬けのようにして、食べるもの。 海苔は瀬戸内産のもので、 ごはんは有機栽培のコシヒカリ。 ダシの鰹は土佐産で、血合いを取り除いた 高級品とされています。 注文した<花籠御膳>には、 忠七めしのほか、 料理数品とデザートが付きます。 伝統ある割烹旅館です、 素材の良さは、言うまでもありません。 お造りから、焼き魚(さわら)、煮物など、 さらに薬味に至るまで、 安心して美味しく頂けました。 そして〆が、いよいよ忠七めしです。 そのまま御飯を、ほおばると、 口いっぱいに広がる、焼き海苔の香り。 海苔にも拘りがあり、 鉄舟ゆかりの、日本橋•山本海苔店に 特別に焼いてもらっているそうです。 次に、薬味(さらしネギ、ワサビ、柚子)をのせ 秘伝のダシ汁をかけて、いただきます。 うっ 、こ、これは ‼︎---------ふぅーっ。 この味わいを、何と表現したら良いのか-----。 美味しい‼︎ と言うのは簡単なこと。 しかし、それでは余りにも軽薄過ぎます。 御飯、焼き海苔、薬味、ダシ汁。 たった、これだけです。 なのに、この奥深い味わいは。 まるで<田中のかけ蕎麦>を食べたときのよう。 これこそが、 山岡鉄舟が極めた<三道の意>とされています。 三道とは、剣、禅、書のことで、 日本料理の精神である、風味と清淡さを、 高い次元で併せ持つのが、忠七めしです。 剣---ワサビ。刺激の中に剣の鋭さを表す。 禅---海苔。淡い味の中に禅味を持つ。 書----ゆず。高い香りの中に書の精神を持つ。 素朴な材料なだけに、 逆に引き込まれてしまう、味とその世界。 味覚ではなく、 五感を持って感じ取るものだと思います。 添えられた、山ごぼうの味噌漬けや、 浜納豆にさえも拘りが感じられました。 落ち着いた和室から、 美しい日本庭園を、眺めながらの食事。 これもまた、忠七めしの味の世界です。 鉄舟も、こうして食事をしていたのでしょう。 時間を気にしない、 これは実に良いものですね。 久しぶりに、寛いだ昼食になりました。 なお本館は、 今の技術では復元が困難な壁工法が使われ、 一部が文化財指定されています。 新館には、山岡鉄舟のギャラリーがあります。 GWキャンペーン
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