更新日:2023年08月13日
食と器の美を堪能出来る、コシが強くて美味しいお蕎麦屋さん
混雑しない午前中の早い時間に行って、ランチは蕎麦でもと考えた。伊香保と言えば自称三大うどんの一つ「水澤うどん」があり、うどん文化の根強い街なので、蕎麦屋は数少ない。伊香保石段の中段付近にある「つるや」に行ったらお休み。それではということで、3年以上振りで此方のお店に行ってみた。 お店の店主は、足利一茶庵の創始者、蕎麦打ち名人と呼ばれる片倉康雄氏の下で修業されている。なので三色の変わりそばが人気だが、今回は普通の蕎麦の「天せいろ」をお願いした。 ちょうどお昼時だったので、20分ほど待って入店。靴を脱いで上がる畳敷の和風の店内、以前は座って頂く座卓席だったが、椅子のテーブル席に様変わりしていた。コロナ禍で長期休みにした際、リニューアルしたとの事だった。 先ず、もりつゆ、薬味、箸が運ばれて来た。此方のお店では、店主が工房を持つほどの漆塗りの達人で、店内で頂く料理は手作りの漆器が使われる。せいろは笊に入っていたが、それ以外は漆器が使用され、食と器の美を楽しめました。 お蕎麦は福井産の二八蕎麦、喉越しの良い細打ち蕎麦です。蕎麦の香りはとても良い。
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