
沼田から帰る際、伊香保温泉に立ち寄った。相方が甘いものが食べたいというので、伊香保温泉の石段街の途中にある此方のお店に行ってみた。
車の運転に疲れた時には甘いものも良いかと思って、ずいぶん久し振りで「白玉ぜんざい」を頂いた。木製スプーンを置く陶器のスプーン置きは、かなり小さい花瓶になっていて小花が飾られていた。まるで「花より団子」を説明しているかのようだが…
ぜんざいは、やはりちょっと甘かったが、白玉はつるっとした食感で美味しかった。ぜんざいが甘い分、渋めに淹れた煎茶が何だか美味しい。蕎麦茶と蕎麦湯はよく飲むが、煎茶は家でもほとんど飲まないなぁ〜なんて…
「伊香保温泉 日本の名湯」上毛かるた「い」で説明される伊香保温泉の歴史は古い。そのシンボルとして知られているのが天をめざしてどこまでものびているようなこの石段。今ではその数365段になっている。
石段は伊香保のシンボル。石段をはさんでお土産物屋や饅頭屋、遊戯場が並び、温泉情緒たっぷりの佇まいを見せている。400年前にさかのぼる伊香保温泉の始まり、このときに石段は作られたという。
今の石段は昭和55年から5年をかけて大改修されたもので、みかげ石が敷かれている。古くから親しまれている伊香保温泉では、2010年に石段を新設して365段になった。広場や温泉水が流れる「湯滝」なども設置されて、伊香保の名物となった。
この石段には「温泉街が1年365日、賑わってほしい」という繁栄の願いが込められているという。365段上がったところには伊香保神社があり、折角なのでお参りしてから帰ることにした。
ご馳走様でした!
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