更新日:2020年06月20日
県境を超えての移動自粛制限が解除された、6月19日(金曜日)の夜は激しい雨の中、郷里栃木に向かった。翌朝、土曜日の早朝は朝靄。梅雨の合間の五月晴れ。今日も芭蕉翁の足跡を訪ねて県北の大田原市方面にドライブ。今日は、修験光明寺跡、玉藻稲荷神社、鍋掛宿跡芭蕉句碑跡、高久愛宕山公園を巡る予定で出発。お昼は気になっている『昭庵(しょうあん)』さん。住所をナビで設定するとピンポイントではないとのアナウンスで、行き着くとザゼン草の群生地の近くで終わってしまった。近くには国際医療福祉大学クリニックがあるが、分かりやすいファミリーマート大田原北金丸店にナビを設定して向かってみた。そばの幟が見えてあっ!あそこだ!広々とした駐車場に入車。お店の入り口には紫陽花が美しく咲いている。いらっしゃいませ。お好きなお席にどうぞ。テーブル席よりも座卓席を選択。メニューを見ると「鴨つけそば」と直感しお願いした。あったかい鴨の汁の油とそばがマッチする。こちらのお店の庵主は、某大手工業用ミシン、家庭用ミシンのメーカーを定年退職。在職中から地元のそばの会で修業されたキャリアを持たれているそうです。お待ちどうさまです。さすがメニューには8時から打っていますと言うので、真心のこもったお蕎麦で、美味しくいただきました。食後、篠原玉藻稲荷神社に参詣した。芭蕉翁は、玉藻の前の古墳には行ったが、神社には参詣したか否かは定かではない。源実朝「金槐和歌集」に”もののふの矢並つくろふ小手の上に 霰たばしる那須の篠原” 賀茂真渕も「人麿のよめらん勢いなり」と称えている。ご馳走様でした。
北金丸にある那須塩原駅からタクシーで行ける距離の居酒屋