
毎週日・月曜日の2日間、『アヤカリ亭』さんを間借りして営業している『エスニックカレー KaLaK』さんにやってきました。
こちらはなにせ、曜日限定の間借り営業ですから、なかなかタイミングが合わずに長らく未訪だっんです。この日は何故か奇跡的に月曜休みでした。ようやく念願の『KaLaK』さんに訪問出来ました。
メニューは毎回変わるようです。インドにこだわらず南〜東南アジアの現地料理をアレンジして提供しているようです。
この日は南インドのミールスの提供です。ミールスっていうのは簡単に言ったら、インドのワンプレート料理の事。プレート上の全てを混ぜて戴きましょう。
この日のカレーは2種類で、「マトンカレー」と「エビカレー」でした。それぞれ単体でも注文出来ますが、せっかく2種類あるんだから「合いがけ」でお願いするのが正解でしょ(笑)合いがけで1,800円です。
ライスはバスマティライスと日本米のブレンドだそうです。上に乗ってるお煎餅みたいな「パパド」はそのままパリパリ食べても良いけど、カレーの上から砕いてかけちゃって食べるのが正解。
「マトンカレー」はスパイシーな仕上がりで、マトン特有のクセをダイレクトに感じます。ガラムマサラをけっこう使ってるようですね。これはマトン好きにはたまらないですね。
一転して「エビカレー」はマイルドな仕上がりに感じます。円やかなココナッツミルクのコクと、タマリンドの酸味。プリっプリのエビがゴロゴロ。エビ本来の旨味も効いてます。違うアプローチの2種類のカレーが一度に戴けるって贅沢です。
茄子のコランブも良いお味。しみしみに煮込まれてますね。こちらの「チャトニ」はグリーンです。青唐辛子なのでピリッと刺激的です。これを加えての味変も楽しめます。この「チャトニ」気に入りました。
やっぱりミールスの真骨頂は、全部を混ぜて戴くカオスですね。(笑)混ぜる要素によって味が変化します。食べる度に味が変わります。マトンとエビカレーという性格の違う味が交わるのも堪らない。
アチャールとポリヤルで食感を変化させるのも楽しいですね。ライスは一回お替わり出来ます。
総じて…
本格的な合いがけのミールスでした。
これほど本格的なミールスは、茨城県南にはなかなか無いですね。一つ一つの完成度が高いから、混ぜ合わせると凄い美味しさになります。
『KaLaK』さんのミールスを体験して、誰もが思うのは間借りじゃ勿体ないですよね〜って事でしょうね(笑)本格営業を切に望みます。