たぶん20年ぶりくらいの訪問かな。 所用があってつくば市まで出向いた際に久しぶりに寄りました。 1991年創業のフランス菓子店「コート・ダジュール」。 相変わらずの人気店。 店内は様々なスイーツが所狭しと並んでいて、まるでスイーツの博物館のようです。 まずは生ケーキから。 「ロワドペッシェ」は、アーモンドクリームを焼き込んだサクサクのタルト台に、旬の産地から取り寄せた桃に、ラズベリーソースと桃のクリームチーズを詰めてのせました。 素晴らしい逸品と思われますが、ただし桃は甘さが足りなかったです。 「フレーズフレーズ」は、ふんわりなスポンジ生地に、北海道産生クリームや完熟苺のサンドした、シンプルなだけに素材のよさが勝負のショートケーキ。 人気のケーキです。 「ピーチ・メルバ」は、杏仁豆腐と赤桃のムースをクレームダンシュと特製ラズベリージュレで仕上げたグラスデザート。 もう少し爽やかなものも組み合わせてくれればクドすぎることはなかったと思われます。 「マンゴーのチーズタルト」は、完熟マンゴーのサクサクタルト。 たっぷりのマンゴーの芳ばしい香りに、ほんのり塩味が効いたチーズタルトを合わせていますが、この組み合わせはどうかな。。 チーズタルトの塩味は不要では。。 以上、まずは4種類の生ケーキを頂きましたが、個人的にはドンピシャなものには出会えませんでした。 もちろん、一般的には美味しさ生ケーキの部類に十分入るのでしょう。 しかし、例えば、生クリームはそれぞれのフルーツの甘さやジューシーさを引き立てるように徹した方がよりバランスが取れると思われることや、価格設定上は難しいのかもしれませんがそれぞれのフルーツのレベルはそれほどではなかった等、残念な点がありました。 一方で、「半熟ちーずタルト」は素晴らしい出来栄え。 このサクサクな焼きたてタルトは、濃厚なチーズクリームの味、そして、とろんとした舌触りがたまりません。 自分の大好きな「BAKE」の「焼きたてチーズタルト」に近い素晴らしさを感じました。 中はトロトロ、外はカリカリの食感。 同じように冷蔵庫で冷やすと、ムースがグッと重くなり、レアチーズケーキのような食感を楽しめます。 こりゃたまらんわ♬ さて、評価の高い「つくばの杜」ですが、ふわふわの生地に「ゲランド塩」のほんのりとしたしょっぱさを合わす、小さな粒にカッティングされたチーズが食感がアクセントとなっています。 まるで「ナボナ」のようですが、自分の好きな「ナボナ」の甘い路線とは異なり、大人の嗜好の内容でした。 子供舌の自分にはハードルが高かったです。 ちなみに「コート・ダジュール」」という名は南仏の有名な避暑地。 オーナーの憧れの地方。 紺碧の海岸と言う意味をもつこの地方は、地中海とアルプス山脈に囲まれ、パウダーサンドの海岸で海水浴、自然公園ではロッククライミング、カンヌ映画祭やピカソ等の名だたる巨匠もこよなく愛したといわれ、そんな風にお客さんにくつろぎ集まっていただけるお店になるといいなと、そんな思いで命名したとのこと。
クレカ・PayPay決済可
禁煙
おひとり様OK
つくば近辺で複数店舗を展開している人気ケーキ店の本店
つくばエクスプレス 研究学園駅から車で5分ほどのところにある「コート・ダジュール本店」。つくば近辺で複数店舗を展開している人気のケーキ屋の本店です。華やかで可愛らしい雰囲気が漂う店内には、彩り豊かなケーキが所狭しと並べられています。生菓子35種類、焼き菓子60種類、半生菓子15種類ほどが常に揃っており、選ぶのも楽しいですね。人気の「イチゴのタルト(¥3,000)」は1ホール約20cmほどの大きさでずっしりとした重さがあり、大粒の苺が食べ応え満点です。毎週火曜日が定休日となっているので来店の際にはご注意ください。