茨城県水戸市にあるラーメン・つけ麺が全て1,000円オーバーの高級路線のお店。 今回は特選つけ蕎麦を注文しました。 濃厚な魚介豚骨スープと綺麗に盛り付けられた太麺が相性抜群。具材一つ一つが洗練されており値段の価値を感じましたが、価格的に通えるお店ではないなと思いました。
口コミ(2)
オススメ度:100%
今月リニューアルオープンした話題の新店『諭吉』さんの本店にやって来ました。 最近、けっこう支店を整理したみたいだけど、本店は屋号に「特選」をつけた、高級路線に進化したようです。 先ずはメニューがめちゃめちゃ多い。そして全てが1,200円アッパー。この物価高のご時世、ラーメン一杯1,000円超えは当たり前。だったら高くても、それに見合った満足いく一杯を提供しようって事なのかな?時代ですかね。 面白いのが「ニ選」。全メニューからハーフサイズニ品選んで注文出来るシステム。食べ終わってから時間差で二杯目提供する『異時』。二杯同時提供の『同時』。一緒に写真を撮りたい人は『同時』かな?良く考えてらっしゃる(笑) 食券を渡す時に、再度メニューを見て二品選びます。ホントに全メニューから選べるんだね。これは凄い。という訳で、「特選中華蕎麦-トリュフ-」の醤油と、「昆布出汁つけ麺」の塩をお願いします。 一客に対して、最高で全部違う二品を提供するって事でしょ。オペレーション大変でしょうにね。 15分ほどで本当に二杯同時に登場(笑) 先ずは「特選中華蕎麦トリュフ」の醤油から。具材は別盛りのかけスタイル。 スープは淡麗醤油。鶏と帆立の分厚い旨味に、キレのある醤油ダレ。表層のオイルからくる物凄いトリュフの香り。この本気のスープに、いきなりガツンとやられます。 麺は自家製の低加水中細ストレート。しっかりしたコシの強さに、パツっとした歯応え。トリュフスープをしっかり纏って、麺を啜る毎にトリュフが鼻腔を抜けていきます。物凄く美味いですね。 続いて今流行りの「昆布出汁つけ麺」の塩。麺は汁そばと変わって、鰹ブレンドの昆布水に浸った中太ストレート。昆布水を纏った麺だけを、塩や、わさびで啜ってもしっかり美味い。 こちらのつけ汁は動物系が強めで、そこに貝の旨味を被せてくる感じ。そこに加わる鰹昆布水。麺はつけ麺らしくモッチリ食感。これでもかと押し寄せる重層な旨味が素晴らしい。 〆のスープ割は残った昆布水と、卓上乃暖かいのを両方加えてみた。 具材は両方に共通の別皿提供。チャーシューはロースとバラ2種類。メンマは極太の枕木。具材を共通にする事で、オペを簡略化してるのかな?これで『二選』が成立。いやはやなんとも凄いシステムです。 総じて… ハイレベルなラーメンとつけ麺の『二選』です。 これは凄いです。あれだけのメニューを、一客に対して二品ハーフサイズで提供するって、オペレーションや手間を考えたら考えられないです。しかも全てがハイレベル。これで1,500円は安過ぎます。 食べ手としては凄くありがたい。次回も他のメニューも『二選』で試してみたい。でもこれだけハイレベルなら、しっかり一杯を堪能したい。 ホスピタリティも高いですね。接客も素晴らしい。いやいやマジで凄いですよ。必食です。