仙台に来てよかったことのひとつに、居酒屋のレベルが総じて高いことがある。この店は良いお店であるけれど、仙台市内(国分町)では標準的。というか、このお店を含め、地元の食材を使った美味しい食事と美味しい日本酒を提供している居酒屋でネットワークを作っている。すでにこのネットワークのお店を3軒訪問したが、どこもレベルが高かった。 居酒屋のだいご味は、みんなでワイワイ飲るところだろう。一人で行っても良いけれど、やっぱり仲間と行きたい。てなことでこの店には忘年会でお邪魔した。 総勢5名とこじんまりしたグループ。職場つながりでなく、全員が、時期は違えど関東からの東北移住者で、久しぶりの人そうでない人がいたけれど、とりあえず仙台の冬はセリ鍋でしょう!という満場一致からセリ鍋。 実は何か所か「セリ鍋の名店」と言われるところに予約を入れようとしたんだけど、すべての店が「11月の予約はすべて埋まってます」。そんなに人気がある食べ物だったのか…と再認識したのだが、そういうお店はこの時期、企業の接待なんかで押さえられちゃうんだってね。12月の予定を11月に抑えるのは無理なんだそうだ。来シーズンの参考にしようと思う。 別に名店でなくても、冬の仙台ではセリ鍋は広く食べられます。 で、とりあえずセリ鍋、初体験であったが、根っこ食べるんだねー。 セリ鍋そのものは、今や仙台の冬の風物詩だけど、それほど歴史が古いわけではないらしい。醤油ベースの甘辛い出汁は関東の鴨鍋(1回しか食べたことないけど)に似てると思った。先に野菜を入れて、出汁が出たところでセリ。セリは煮過ぎてはいけない、というルールは京都の水菜と同じだが、京都の人間が見たら怒りだしそうな出汁の色で、全然違う食べ物なんだと思った(食べる前に想像していたのは水菜だったので驚いた)。ま、私は水菜が苦手なので、似てなくて良かったということは言えます。セリ鍋の方が私は好きです。 で、体育会系男子2名が含まれていてがっつり飲んでのセリ鍋5人で16750円。セリ鍋以外にも何品か注文したし、1人は飲まなかったけど他のメンバー4人は結構飲んだので、リーズナブルなお店だなという感想を持ちました。 お酒の種類は多くて、特に東北地用の日本酒のラインアップがきちんとしていてすばらしい。このあたり、観光客がふらっと寄ることが想定されていますね。 実はずいぶん昔(1993年!いつの時代だ)に東北を旅行していて仙台に泊まり、国分町で飲んだことがあって、その時宿(ビジネスホテル)でご飯を食べるところを聞いたら、「女性1人ならここがいいですよ」と紹介してもらったお店が、この店みたいな感じだったことをふと思い出した。この店では(もちろん)ないのだが、女性が1人で飲めるお店がまだあまりない時代でも、ホテル出てすぐの居酒屋で気持ちよく独り飲みができたのが国分町。現在でも居酒屋レベルが高いのは、居酒屋文化が洗練されているということなのかもしれない、と思ったのでした。 今回ワインを飲まなかったので、次回はワインでレポートします。
駅から近い
カウンター席あり
喫煙可
クレカ・PayPay決済可