
自分の各地への旅を『全国ホルモン紀行』とでも銘打って良いのではないかと思える程ホルモンに惹かれて何処へでも足を運んでしまう。
最寄り駅である弘前学院大前にたどり着くために弘南鉄道大鰐線に乗らねばならないのだがターミナル駅である中央弘前駅と弘前駅が思いの外離れていてこの間を徒歩で移動そして最終行程が再び店の所在地までの15分間の徒歩での移動とかなり体力を消耗させられた。
しかし店の姿を目にして感動、この店の訪問へと私を駆り立てたのは提供している品目などよりも先ずこの外観だった。時代がついていて実にうつりがいい。
先ずは生ビール【¥500】そしてホンモン定食【¥630】を注文。
ビールにはキムチがついてくるがテーブルには瓶詰めのピーナッツが備え付けテーブルにはある、この店の生ビールは超絶美味かった。
ホンモンとはまたざっくりとした呼び名だがこの淡いピンク色からして腸の一部だろうか、焼肉屋に出入りすることはあまり無いためこの様な状態のホンモンを見ることがあまり無いので正確には分からない。
たれはテーブルにも備えてあるのだがさすがは青森だと思わせてくれる程にんにくが強めだった。
実に食べやすくビールとも相性が良い、定食ではなく単品にしてもう一皿くらい追い注文しておけば良かったと後になって後悔した。
帰路に着いたのだがあの遥かなる行程を思うと足が立ちすくんだしかし少し歩いた所で若葉一丁目と言うバス停が目に入り聞くとなんと弘前駅まで直通のバスがあることが判明、先に知っていたかった。
再訪の際は楽になりそうだ。