かなり個性的なお店を見つけました。「元気酒居屋 えんころ」
「居酒屋」じゃなく「酒居屋」なのがポイント。
お店の看板には「ハイナン焼きショーロンポー桜台店」とも書かれており、
どうやら武蔵境にある「ハイナン焼きショーロンポー」の二号店にあたるお店なのだそう。
・・・と、いわれても「一体ハイナン焼きショーロンポーってなんやねん?」と思ってしまうのですが、
特に海南島と関係があるわけでもなく、ヘルシーイメージでつけた名前だとか(笑)
油を使わず焼いた独特な皮と、10種類以上の野菜・果物・高麗人参・貝柱・クコの実などを使用した薬膳スープを用いた小籠包とのことで、とにかくオリジナルで独特なモノには間違いなさそう。
一見雑然としたL字カウンターの店内。
よく見るとかなり珍しい薬膳酒がたくさん漬けこまれています。
「元気酒居屋」の看板どおり、中国人のおかみさんはとにかく元気。
元気で明るく、人を引き付けるパワーに溢れています。
ちなみに武蔵境の一号店は「別の人がやっている」ハイナン焼きショーロンポー専門店でテイクアウトがメイン、
こちら桜台の「えんころ」のような居酒屋テイストではない様子。
ま、共通の名物メニューを置いてはいるけど全く別の店、と考えたほうがよさそうですね。
★生ビール ¥400
ほうれんそうのお浸しとたくわんがサービス。
メニューにはないが、かなりいろんな居酒屋メニューも言えば作ってくれるそう。しかも価格は300円台がメイン。
完全にセンベロとしても楽しめそうですが、まずは看板メニューをいただいてみましょう。
★薬膳スープのショーロンポー三種類セット ¥350
おぉ、これは見たことのないビジュアルですね!!!
ノーマル・マーラー・カレージャンの三種類セットだったのですが、この日はノーマルが売り切れ。
マーラー二個とカレージャン一個のセットとなりました。
小籠包なので皮は餃子のようなものを想像していたのですが、あら意外、豚まんのようにふわっとした食感。
油を使わず焼く特別な製法だからとのこと。
中には、薬膳スープと具材が包まれています。
マーラーもカレージャンも具材ではなく皮に味がついているのが面白いところ。
適度にピリッとしており、軽い食べ心地でいくつでもいただけそうです。
持ち帰りお土産にもかなり使えそう!
★肉汁餃子 ¥300
実はこちらのお店、「練馬野菜ぎょうざ食べ歩き」参加店でもあるとのこと。
ほほぅ、餃子もウリなのですか。
餃子の中身はその日の天気などで変えているそうで、この日は暖まる肉汁たっぷりの餃子。
で、これがめっぽう美味い!!
餃子部の方々にもぜひ試していただきたいものです。
・・・で、やはりというか、欠かせないメニューがこちら。
★えんころカレー ¥600
ショーロンポーと共通の薬膳スープを用いた独特カレー。
これがまた適度にスパイシーながら、ずっと胃にしみこむような味わい。
こういうのカレーライス、練馬区にはとっても貴重かも。
カレー目当てで通う人が多いというのもうなずける美味しさです。
良い縁がコロコロとあるようにと名付けられた「えんころ」という名前のとおり、
おかみさんもお客さんも、みんな仲良くなってしまう空間。
一度行けばまた行きたくなる、面白いお店ですよ。
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